NK-1

   当時のNK1規制(レギュレーション対応)
 CB1000SF FCR39の場合。
 
後に、このような吸入口径制限が設けられました。
 

NK-4

 当時のNK4規制(レギュレーション対応)
 CB400SF FCR32/33の場合。
28mm口径制限がありましたので FCR28mmを超える場合はマウントアダプターでクリアしていました。
KEIHINから正規に出ていたのは (CB400SFの場合)33mmと33→28mm仕様の2種類のみです。 
キャブNo
1000-S04-BB(FCR33) 
付属AD(N195-28B00) 
キャブNo
1000-S04-H0(FCR33-28)NK4
付属AD(1253-890-2000) 内径28mm区間有り
 マウントアダプター890と28B
外観上の違いは打刻(マーク)のみで 内径以外の違いはありません。
レギュレーション上の28mm区間を設けた後、再度拡がる形状でした。
 
 KEIHIN設定以外(その他)
当時人気のNKレースの中でもCB400SFは特に人気が高く様々な仕様が存在しておりました。
(勿論FCRに限らずSTDのCVを改造したものなどチームにより多種多様で興味深いクラスでした。)
FCRだけでも28mm/32(28)/33(28)に加えてショートアダプター仕様等、レギュレーションの範囲内で色々チャレンジしていました。
出力(馬力)をとるか出力(特性)扱いやすさをとるかでライダーの好みが分かれていましたが割と上位チームがショートアダプターを好んでいたため定番の改造になりつつありました。
このような加速ポンプを使わない仕様もあり(チョーク時のみ代用)コース以外にスプリントか耐久かでもチームの選択が分かれるところでした。