FLAT CR キャブセッティングパーツ(スローエアージェットとエアースクリュー)

 エアースクリュー装着時に戻し回転数が多いとスクリュー部分が飛び出します。
社外のエアークリーナーアダプター等を使用されている方は種類(形状)によりアダプターとスクリューとの間が確保さ
れているかを確認する必要があります。隙間以前に接触している(無理に取り付けようとして破損する)ケースもありま
す。その場合スローエアージェットを使用することで解決する場合もあります。

下記は大まかな目安になります

大体の目安としてSAJ#100の時にエアースクリュー1回転戻し〜になります。

配分的には下記が目安になりますがエアースクリューはキャブボディとの隙間の計量になりますのでキャブ本体の状態(スクリューもしくはボディ本体側の座面)が悪いと一致しません。

 SAJ番号  AS戻し回転
 #55  3/8戻し*
 #65  1/2戻し*
 #85  3/4戻し*
 #100  1戻し*
 #120  1-1/4戻し*
 #125  1-1/2戻し*
 #130  1-3/4戻し*
 #135  2戻し*
 #145  2-1/2戻し*
 *あくまでも大まかな目安として

FCRキャブレター(レーシングモデル)でスローエアージェット仕様の初期組み込み番号は#100〜#110が多い様です。
同じくエアースクリュー仕様のものは1-1/2戻しが標準と言われてますが、ここから始めましょうと言う意味の標準(初期値)
であって(調整をするのが前提)セッティング基準値的な標準とは違います。必ず調整しましょう。
また、エアースクリュー調整範囲は1/2〜2-1/2戻しの範囲が有効目安になります。調整範囲外では効果が弱くなったり、
脱落の可能性があります。