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追記 NSR250を(キャブレターのみの方も)中古で入手された方へ

NSR250R(〜92各種)を中古で入手される方も多いと思いますが必ず確認していただきたいのがパワージェットです。
当時各仕様にて指定されていましたが主にレーサーの場合パワージェットは使わないのが主流でした。
そこで確認して頂きたいのがキャンセル方法です。(当時の定番は下記の3通りでした。)
1、HRC指定の取り入れ口を接着剤などでふさぐ。 (参考資料#1)
2、KEIHIN製の#0パワージェットに交換する。
3、ノーマルのパワージェットの穴をふさぐ。
本来はHRC指定が定番なのですが後で戻せなくなるのでジェットで交換するのが主流になりました。
ふさぐのであればいずれかの方法で(重複していても)問題ないのですが戻す場合は注意が必要です。

(過去の事例)

#0が入っていたのを#72に戻したのでOKと思っていたら取り入れ口も埋まっていて気が付かなかった。
 ジェットに#72とあるのに穴が埋めてあった。
 中古でキャブだけ入手したらRキャブとLキャブでふさぎ方が違っていた。
 指定の番号と違うものが入っていた。
 パワージェットが入っていなかった。
 キャブレター本体側のパワージェットの通路が埋めてあった。

上記のようなことが実際過去にありました。
パワージェットはメイン系と組み合わせた領域になりますので組み合わせを誤ると焼き付きに直結します。
(エアークリーナーなどをノーマルに戻したときメインジェットだけ戻してパワージェットが埋まったままだと全開域で燃料が足りなくなります。)
余計なトラブルを回避するためにもジェットの番手及び通路の確認は必ず行いましょう。
又、パワージェットをノーマルに戻す際は各仕様を確認して(年式やRキャブとLキャブでセッティングが異なる機種があるため)
正しい組み合わせで使用してください。

 (参考資料#1) HRC  NSR250R SS/SP(92) SET UP MANUALから

補足になりますがパワージェットを交換、確認する際にマイナスネジ(スクリュープラグ)がなめやすいので気を付けてください。
もし破損してしまった場合はご相談ください。(スペアパーツとして在庫しています)

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NSR250R (88〜93)在庫残リスト※2012年現在
セッティングパーツセットは廃番(完売)ですが一部の部品は入手可能です。